言葉に込めた想い、その全て

言葉にして残したいことを、マイペースにまとめていきます。どうぞお手柔らかに。

大人と人生

こんにちは。彩透ゆうりです。

 

今回のブログでは「大人と人生」をテーマに綴ろうと思います。

 

このテーマを選択したきっかけは、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の鑑賞。かっこいい生き方に凄まじく感動するとともに、言葉のひとつひとつに重みがあり、それはもう正義と悪役の隔てなく心に染みるものだから、観賞後「ああ人生って・・・」と深く感じ、動けなくなりました。

 

ここでは映画の内容には触れず、また、本編(テレビ版)を知らないため鬼滅の刃を語ることもせず進めていきますね。

 

はい。では。

 

 

あらためて思うのは、本作は「大人が創った大人向けの逸品」ということ。念のため一言添えておくと、子どもには理解できない旨味がある、のような意味合いではもちろんありません。

 

人生経験を重ねた大人だからこそ染みてくる感情がある、というところでしょうか。

 

命の尊さ。書き換えられない過去と、足がすくみながらもそれと向き合おうとする自分。後悔と希望。信念。憧れ。

 

綺麗事だけでない人生には、たくさんの障害と想像以上の痛みが伴って。何度となく心が折れるけど、どれだけ傷んでも、命は続く。

 

不思議ですね。理不尽ですね。そして、微かな希望がありますね。

 

 

痛むのは生きているから。感動するのは生きているから。迷うのは生きているから。光を探すのは生きているから。泣くために生きているわけではないけれど、生きていればいつか笑える機会もきっとある。

 

 

 

辛いとき。それはきっと、自分の命に集中していいときだと思います。

 

幸せなとき。それはきっと、未来に集中できるときだと思います。

 

 

どちらでもないとき。それは集中したいものを探せるとき、かもしれない。

 

 

ね。

 

 

純粋に夢を抱き信じる心を子ども心とするならば、散った夢も叶わぬ願いも抱き合わせて立ち上がる心意気は大人心、かな。大人心の中には、「しゃーないしゃーないやるしかない」の気つけの魔法が含まれていたりもする。

 

大人はきっと知ってる、魔法なんて信じないしファンタジーの世界からは卒業したけど山あり谷ありの人生《ぼうけん》をここまで生き抜いてこられたのは魔法みたいな奇跡ってこと。

 

 

これからも冒険を進めましょう。一緒に。

 

 

もしも許されるなら僕は無限列車のアテンダントになりたいな。あなたに「うまい!」お弁当を届けたいです。それはたぶん、小説という名の容器に入ってるんだと思います。

 

うん。

 

 

では最後に。魘夢くん、いいですよね。どの台詞も好きですが、特に最後の言葉が切なくて目頭熱くなりました。

 

 

それではみなさま、よい夢を。