状況や伝えたい熱量に合わせて言葉を選択できる知性
尊敬する人。
その理由は様々ありますが、私には「言葉選びが的確で、柔軟な方」が入るんです。
何故かと言うと、コミュニケーションする際、状況や相手、及び相手と共有している「前提」を考慮して進め、同時にどの程度の熱量を乗せたいかを言葉で調整している姿が知性の塊みたいな人だなって。尊敬するんですよね。それは憧れにも似て。
例えば。
親しい間柄なら、「あれ、これ。あのとき、それが」のように言葉を省略してもいい。あれこれの中身や背景を共有しているから。
一方で、
間違いなく伝えたい場面ではより具体的かつシンプルに。
肯定一つ取っても、
見えている結果が良いのか、過程を評価しているのか、取組み方を褒め伸ばしたいのか、全肯定し期待をかけるのかなど、共有したい感覚・意図を的確に捉える言葉選びをしている気がする。
「結構です」で終わらせるか、「これからも期待しています」を付け加えるかで受け取る気持ちが違う気がする。
即効性の強い元気ドリンクも良いけれど、長く効くサプリはより魅力的。個人的には。
言葉は自由なので、特定の事実に対し、褒める、貶す、励ます、共感する、無視する、保留する、何をしてもいい。そこに法規制はない。
だからこそ、如何に扱うかでその人が分かる。
自由な中で何を選び優先するのか。それはきっと、話者の知性と優しさが決めること。
#言葉選び
#尊敬