言葉に込めた想い、その全て

言葉にして残したいことを、マイペースにまとめていきます。どうぞお手柔らかに。

小説更新、そして結婚という単語の輪郭を考えた結果。

こんにちは、彩透ゆうりです。

 

こちらのページは小説更新情報とそこに付随する創作論(よもやま話と結婚の意味)を綴ります。

 

本日小説投稿サイト「ノベルデイズ」さんにて、エッセイ風短編集「ひとりごと」に一話追加しました。

僕のひとりごと。結婚の意味

novel.daysneo.com

 

 

本話のテーマはタイトル通り「結婚」です。

 

突然ですが、たまにどうしようもなく、自分の過去を含め「全てを忘れたいとき」ってないですか?僕はその”とき”に昨夜ドハマリしておりました。

 

こういうときは甘いもの食べて好きな音楽聴けば治るのですが、今回は例外が発生していたので物語を書いて振り切ろうと試みたりしたわけです。

 

書いて、書き終わったけど、酔っていたので(こらっ)公開は一夜開けての今日と相成りました。

 

 

少し話それますが、大人の特権の一つにお酒に頼って脳内をあやふやにさせることができる点があると思うんですよね。イヤなことに集中できなくさせる魔法の液体、アルコール。

まあとはいえ、僕の脳にはあまり効かず、体(肝臓)にめっきり耐性がないので翌日の体調不良を心配しつつ、どうしても飲みたかったんで。自己責任っ!(結果、運動してアルコール飛ばしました!)

 

 

話を戻します。今回書いた小説の話です。

 

人生において、忘れられない言葉というものがあると思います。励ましの言葉として弱った時の支えとなる場合もあるでしょう。そして僕にとってそれは人からもらったものが多く、なにげない瞬間に届けられそのまま心に居座る魔法のスペルのようなもの。一瞬忘れたとしても、時限式のように後になってふとした瞬間に蘇る。当時の視野、感情も同時に蘇るスペル。良くも悪くも。

 

 

そんなスペルの効力が昨日急に活性化し、HP残り2です、みたいな。2でよく踏ん張ったな俺!(自画自賛っ)

 

何がそんなに(精神的)HPを削ったかというと、結婚とは何かを深く考えるトリガーになったからです。別に逃げていたわけではないけれど、ふわっと捉えていた節があったので明瞭な輪郭を与えてみようと試みたわけです

 

それが小説の中に出てくる言葉たちです。以下、引用します。

 

僕は貴方と家族をしたいわけじゃない。貴方と、幸せになりたかったんだ。僕にとっての結婚は、そういう意味だった。

 

そこに「子孫を残すこと」は必須でなくて、「姓をお揃いにする」ことも義務ではなくて、貴方のいちばん近くでただ貴方を愛したかった。ただそれだけだった。自分勝手でごめんね。本当にごめんね。

 

 

 

一緒になることを決断することで人生の節目にはなるでしょうけれど、「一緒になるからにはこうあるべき」「一緒になったからにはこうするべき」という全身用体裁コルセットを強要するものではないように思っていて。少なくともそうあって欲しい。ある程度必要なものがあったとしても、自分の大事な何かを失ってまで手にすべきものであるかどうかは考えるものがあります。

 

結婚の二文字を多用していない理由がそこにあります。今のところ社会では結婚イコール『名字をお揃いにして一緒に住んで、命を繋いでいく家庭という過程を始めるスターティングポイント』を指す側面が大きいように見えるので。こちら、至極個人的観点になります。この単語の意味は人によって異なることをしっかり理解しているつもりです。したいなら選択したらいいし、したくなければ進んでする必要はない、そういうスタンスです。念のため記載!

 

 

 あのスペルは消えてなくなったけれど、僕はどうしても言いたい。

 

 

あーあ。「あなたと子どもを残したい」じゃなくて、「あなたの隣に帰りたい」と思われる存在になりたかったなあ。単純で一途な願いを持っていただけなんだ。貴方にもそうであって欲しかったなあ。

 

結婚がしたかったんじゃない。あなたと幸せになりたかったんだ。

 

 

ようやく僕の想いに輪郭ができた。あの時の感情を手放せた。だからね、あの溜息、返すね。

 

 

 

 

なんてね。

 

 

 

さあて、本ページはこんな感じで!

ここまでお読みくださったあなたの心には何が残っていますでしょうか。近くでれたらいいのに。

 

 では!次の小説&ブログでお逢いしましょう。ありがとうございました。大切なあなたが穏やかな時間に包まれますように。